メダカ飼育にあたり
青木メダカとは?
私、青木は長年のメダカ飼育の研究から得た知識をもとに、独自のメダカ飼育方法を実践しています。
全国メダカコンテストに過去一度出場し、そのコンテストで総合優勝(日本一)を獲得しました。
「青木メダカの美しさは他のメダカを圧倒し、見る者の心を奪うほど秀逸であった」とお褒めの言葉を頂戴いたしました。
青木が育てるメダカの特徴は体形にあります。私は体形が最も重要であると考えます。そして、独自の交配理論に基づき、すべての基準をクリアしたメダカのみが選別され『青木メダカ 』となります。
有効なバクテリアが豊富な環境で育つメダカは鰭や色艶が違うのです。青木が着目したバクテリアを使った飼育方法の鍵は昔の『田畑』にあります。自然浄化作用が働く水槽は水換さえ不必要です。
メダカ命水石で自然環境に近づける
メダカの飼育をして、ずっと大事にしてきている事は、綺麗な水で飼育してあげること。カルキをしっかり抜いて、新鮮な水で飼育する。
綺麗な水で飼育していくことを第一に心がけ、徐々にバクテリアが増殖して、水が出来上がるとメダカはすくすくと育ちます。
ほったらかしにした水で十分という方もいますが、それでうまく育っているのは、結局はバクテリアの作用とメダカがその環境に順応しているだけの話です。
メダカは綺麗な水でストレスなく飼育する事が大事なので、今回はメダカ命水石を紹介することにしました。
メダカが好む環境を突き詰めていくと、やはり自然の環境に近づける事が一番であります。
そこで実際にメダカが生息し、日本で名水と言われる川の岩石に着目しました。
調べてみると、その岩石は極めて多孔質で水の汚れを吸着し分解、そしてパナジウムを含有し、メダカの好むミネラル分を豊富に水に放出している事がわかりました。
そして天然石を一旦粉にしてビーズ状に成型し、その効果を最大限に引き出す処理をしております。
この命水石を使用することによって限りなく自然環境に近づけた水をつくる事が可能です。どの様な飼育理論も最終的には自然環境に近づけることに行きつきます。
また、命水石は多孔質のため、水槽で底砂利として使用する場合、その小さな無数の穴にバクテリアが住み着き水を浄化します。
水質検査の結果、水道法にもとづく水質基準をすべてクリアし安全が証明されています。
新鮮な水とは
青木がめだかやドットコム立ち上げ時から推奨している『新鮮な水』というのは、水道水を日の当たるところに一昼夜おいて作ったものです。
新鮮な水はもちろん大事ですが、少しだけ納得できない部分があったのです。それがカルキの存在です。一昼夜おいた水であってもカルキが抜けきらないのです。
しかし、この命水石を入れて実験したところ、水道水から99.9%のカルキが抜けました。このカルキを完全に抜くという作業は、後々のバクテリアの生成に大きく影響を及ぼします。
数値的にはカルキの完全除去が証明されましたが、次に必要なのは実際の飼育でどの様な効果がでるかという実験です。
そこで先ずめだかやドットコムの飼育ハウス内の水を全てメダカ命水に変えました。
その後、全国で有名なメダカ大型販売店2店舗へ協力を依頼し、メダカを育てる為の貯水タンクにメダカ命水石を投入していただいたのです。
2年の歳月の後、思い描いていた以上の効果を実感する事ができました。
この命水石を投入することで生存率が非常に上がりました。メダカ命水石が水作りの基本、新鮮な水作りを可能にしました。
メダカの飼育方法
メダカの飼育方法
まず、水道水にメダカ命水石をネットに入れて投入します。1kgで60リットル浄化します。
一昼夜おきますと、カルキが完全に抜けます。
次にバクテリアの投入です。
源命液を30リットルに対してペットボトルのキャップ1杯程度。
命水液を30リットルに対してペットボトルのキャップ5杯程度。
源命液は酸素が好きなバクテリアで、毒素の分解力が強力です。源命液を多く入れてしまった場合はエアレーションをかけてあげてください。
命水液は多く入れすぎてしまっても問題はありません。
新鮮な水にバクテリアを投入した状態で飼育を開始すれば、メダカが突然死んでしまったり、弱ってしまうこともほとんどなくなります。
底砂利は敷かなくてもメダカ飼育は可能ですが、よりよい環境を目指すなら多孔質な麦飯石・溶岩石・赤玉等をご利用ください。
餌に関しまして、一日2回が目安です。朝と昼過ぎぐらいがちょうど良いと思います。
夜になってから餌を与えますと、うまく消化されず内臓障害を起こす可能性もございます。遅遅くても16時ぐらいまでには与えてあげると良いでしょう。
水替えをするのであれば、週に一度3分の1程度。バクテリアの投入ができるのであれば、週に一度上記と同量のバクテリアを入れてあげて蒸発した分の足し水を行ってください。
めだか販売店の備品は全て青木の研究の元制作されていますので、是非メダカ飼育にお役立てください。